風の音~*雲の色~*空の愛






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彼の過去~運命のいたずら Ⅲ :: 2010/03/28(Sun)

もう 君には逢ってはいけないんだと・・・・

そう心に決めて それからは クアラルンプールの支社で一人でがんばってきたんだ。

               mirror 

 

そうなんだ・・・・さやかさんとはあれっきり

今は何をしているのかさえわからない 連絡も何もないんだ

オッコとあんな別れ方をしたまま さやかさんとも別れ だらだらと日々を送っていたある日 偶然にもであった彼女

結婚を決意させてくれた彼女は 大学時代の同級生 偶然にも観光にきていた彼女を街中でみかけ 一日観光案内をしたのが交際に結びついたきっかけなんだ。

大学時代の懐かしい話に盛り上がり 彼女が日本に帰ったあとも す~と連絡をくれて 遠距離ではあったけれど 友達から恋人へと変っていった 逢うのは年に2回足らずだったけれど オレにはとても充実していた日々が舞い戻ったようだった

『逢えない時間が 愛 育てるのさ~』って歌があったけど まさにオレにはそのとおりだった

今回の一時帰国は 仕事の関係でもあったけれど 彼女とのこともはっきりさせようとも思っていたところに 偶然にもオッコに再会して よりいっそう決意を固めたんだ。

その前には オッコにちゃんと誤っておかなければ 彼女にも オッコにも申し訳ない気がして 迷惑だろうとは思ったけれど オッコに きちんと誤りたくて こんな呼び出しをしてしまった

彼女には これまでもオレの過去は話はした 受け止めてくれているとオレは信じてのプロポーズだった。

今日のこの日も 彼女にきちんと説明して 二度と後悔のないようにと・・・・

 

                                 heant01

 

彼はこの6年間の思いを 止まることなくしゃべり続けた。

真剣に聞いていたオッコは なぜか涙が溢れてしまった 

悲しいわけではない むしろ悔しさか 同情か 亮のとった行動に腹立たしさもあった そんな気持ちが交差してなのか涙は止まらなかった。

何だが止まらないオッコを見て 亮は・・・・

ほんとにすまなかったね。 でも有信が君をやさしく包んでいてくれていたんだなぁと 君の幸せそうな姿をみて安心した

有信に頬を殴られた痛みは 今でも覚えている ず~と消えないまま・・・・・だった

でも やっと 今日 頬の痛みが消えたようなきがする

 

heart02 オッコには亮が何を言っているのか理解ができなかった 

有信に頬を殴られた そんな出来事は全く知らないオッコだったのだ・・・・・

 

 

 

 

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彼の過去~ 運命のいたずら Ⅱ :: 2010/03/10(Wed)

「えっ! 結婚て・・・さやかさんと一緒じゃないの」

                 flower12.gif

皮肉なもんだよね
クアラルンプールの空港でオレを待っていたさやかさんを見たとき あんなひどいことを言ったのにもかかわらず、オレを待っていてくれていたんだと思うと 自分がさやかさんに言った言葉をひどく悔やんだ。

でも、それと同時に オッコにはもっとひどい事をしていたと・・・

さやかさんは何もかも捨てて オレのもとにきてくれた。
いつ日本に帰れるかわからないこと クアラルンプールの地でさやかさんと過ごそうと決めたんだ

入籍もなにもしないまま オレ達は一緒に暮らし始めた。

新しい地 新しい職場 慣れない事ばかりの中で 二人は補いながら生活していたはずだった
オレにはそう感じていたんだけど さやかさんは違っていたんだろうな~

半年もたたないうちに だんだんと会話も少なくなり さやかさんは家の事もあまりしなくなっていった
そして 時々日本を懐かしむようなことを 口にするようになる回数がだんだん増えていった
そんな時 会社から帰ると 一枚の置手紙が リビングに

【日本に帰ります さようなら】と たったそれだけの文章で
 彼女は家の中の痕跡も消し去ったかのように 荷物も何一つなくなっていたんだ

そのままだった・・・何一つ連絡のなく 今もそうさ


tree01


君を捨てて さやかさんとうまくやっていこうだなんて 甘い考えを起こしたオレに罰があたったんだ

さやかさんが突然いなくなったからといって オッコに連絡する事はオレにはできなかった。

連絡したからといってオッコが許してくれるとも思ってもいなかったし 

もう・・逢ってはいけないんだと・・・・・

 




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