風の音~*雲の色~*空の愛






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28話 もうふりかえらない :: 2010/04/29(Thu)


fiower2401 小説『微笑みはいつまでも』  28話UPしました
 
          読んで 感想 聞かせてくださいね。




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      オッコには亮が何を言っているのか理解ができなかった 

          有信に頬を殴られた そんな出来事は全く知らないオッコだったのだ


             flower.gif



亮は 日本を発つ前日に有信に呼び出され 『オッコはオレが守る』 言った後 亮の頬にパンチを!

それから オッコと有信の出会いは決して偶然ではなかったことを話した。

それを聞いたオッコは 有信の見えない優しさに改めて触れ 今の夫が有信であってほんとに良かったと心から感じだ

亮が目の前にいることも忘れ 涙を思いっきり流し 有信に逢いたい・・・・と一言つぶやいた

そんなオッコを目の前にして 何もできなかった亮は ただ・・・オッコを見守るだけだった。

しばらくして 平静を取り戻したオッコは ぐしゃぐしゃになった顔から 涙を拭い去り 亮に・・・・・

「亮・・・・・過去のことを 水に流してあげる なんてことは言えない。 人生はいろんな道を通って 幸せを探すもの  寄り道、下り坂、上り坂、亮も有信も私も そんな中を通っている 3人 私は今、この瞬間 ほんとの幸せを見つけた気がするの・・・・もちろん今までが 違ってた訳じゃないけど・・・私の心の中の何かが剥がれ落ちたような・・・・  最高の幸せを見つけたんだと。」

オッコの頬はほんのりと桜色に・・・遠くをみつめて微笑んでいた。
 
そんな オッコに何もいえない亮だったが ただ 「オッコ ほんとうにありがとう 彼女を大事にするよ」と言えただけだった。

食事をしたのち もう一軒行かないかと誘われたが オッコは丁寧にことわり 二人は待ち合わせの場所だったいちょうの木下で別れを・・・・

オッコは軽く礼をして 駅の方に 亮は右手を軽く上げたまま オッコの後姿を見えなくなるまで追っていた しかし亮の見つめる間 オッコは一度も振り返ることはなかった。

オッコの心の中では 亮とはこれが最後 二度と会うことはないだろうと 自分自身に誓った。

今はただ・・・有信に逢いたいと・・・・・
 





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  1. 微笑みはいつまでも(小説)
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彼の過去~運命のいたずら Ⅲ :: 2010/03/28(Sun)

もう 君には逢ってはいけないんだと・・・・

そう心に決めて それからは クアラルンプールの支社で一人でがんばってきたんだ。

               mirror 

 

そうなんだ・・・・さやかさんとはあれっきり

今は何をしているのかさえわからない 連絡も何もないんだ

オッコとあんな別れ方をしたまま さやかさんとも別れ だらだらと日々を送っていたある日 偶然にもであった彼女

結婚を決意させてくれた彼女は 大学時代の同級生 偶然にも観光にきていた彼女を街中でみかけ 一日観光案内をしたのが交際に結びついたきっかけなんだ。

大学時代の懐かしい話に盛り上がり 彼女が日本に帰ったあとも す~と連絡をくれて 遠距離ではあったけれど 友達から恋人へと変っていった 逢うのは年に2回足らずだったけれど オレにはとても充実していた日々が舞い戻ったようだった

『逢えない時間が 愛 育てるのさ~』って歌があったけど まさにオレにはそのとおりだった

今回の一時帰国は 仕事の関係でもあったけれど 彼女とのこともはっきりさせようとも思っていたところに 偶然にもオッコに再会して よりいっそう決意を固めたんだ。

その前には オッコにちゃんと誤っておかなければ 彼女にも オッコにも申し訳ない気がして 迷惑だろうとは思ったけれど オッコに きちんと誤りたくて こんな呼び出しをしてしまった

彼女には これまでもオレの過去は話はした 受け止めてくれているとオレは信じてのプロポーズだった。

今日のこの日も 彼女にきちんと説明して 二度と後悔のないようにと・・・・

 

                                 heant01

 

彼はこの6年間の思いを 止まることなくしゃべり続けた。

真剣に聞いていたオッコは なぜか涙が溢れてしまった 

悲しいわけではない むしろ悔しさか 同情か 亮のとった行動に腹立たしさもあった そんな気持ちが交差してなのか涙は止まらなかった。

何だが止まらないオッコを見て 亮は・・・・

ほんとにすまなかったね。 でも有信が君をやさしく包んでいてくれていたんだなぁと 君の幸せそうな姿をみて安心した

有信に頬を殴られた痛みは 今でも覚えている ず~と消えないまま・・・・・だった

でも やっと 今日 頬の痛みが消えたようなきがする

 

heart02 オッコには亮が何を言っているのか理解ができなかった 

有信に頬を殴られた そんな出来事は全く知らないオッコだったのだ・・・・・

 

 

 

 

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彼の過去~ 運命のいたずら Ⅱ :: 2010/03/10(Wed)

「えっ! 結婚て・・・さやかさんと一緒じゃないの」

                 flower12.gif

皮肉なもんだよね
クアラルンプールの空港でオレを待っていたさやかさんを見たとき あんなひどいことを言ったのにもかかわらず、オレを待っていてくれていたんだと思うと 自分がさやかさんに言った言葉をひどく悔やんだ。

でも、それと同時に オッコにはもっとひどい事をしていたと・・・

さやかさんは何もかも捨てて オレのもとにきてくれた。
いつ日本に帰れるかわからないこと クアラルンプールの地でさやかさんと過ごそうと決めたんだ

入籍もなにもしないまま オレ達は一緒に暮らし始めた。

新しい地 新しい職場 慣れない事ばかりの中で 二人は補いながら生活していたはずだった
オレにはそう感じていたんだけど さやかさんは違っていたんだろうな~

半年もたたないうちに だんだんと会話も少なくなり さやかさんは家の事もあまりしなくなっていった
そして 時々日本を懐かしむようなことを 口にするようになる回数がだんだん増えていった
そんな時 会社から帰ると 一枚の置手紙が リビングに

【日本に帰ります さようなら】と たったそれだけの文章で
 彼女は家の中の痕跡も消し去ったかのように 荷物も何一つなくなっていたんだ

そのままだった・・・何一つ連絡のなく 今もそうさ


tree01


君を捨てて さやかさんとうまくやっていこうだなんて 甘い考えを起こしたオレに罰があたったんだ

さやかさんが突然いなくなったからといって オッコに連絡する事はオレにはできなかった。

連絡したからといってオッコが許してくれるとも思ってもいなかったし 

もう・・逢ってはいけないんだと・・・・・

 




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彼の過去~運命のいたずらのその先 :: 2010/02/13(Sat)

                                lifi


さやかさんから 一枚のチケットを見せられた。 それは出発の3日前だった

チケットを見せられた瞬間 体が凍りつく思いがした。
オレは我慢できずに叫んだんだ。

「オレの心に君はいない だからこんなことはしないで欲しい」

それを聞いたさやかさんは だまって部屋を出て行ったっきり 出発の日まで姿を現さなかったので てっきり諦めてくれたものだと思っていたんだ。

だけど・・・クアラルンプールの空港に着いたとき 彼女は微笑んで入国するオレを待っていんだ。


そこまで話すと亮は 心を落ち着かせようと大きく息を吸い込んだ。

そんな亮を見つめ 何も言えないままただ涙がこぼれていくのをぬぐう事しかできないオッコ


再び亮は ポツリと・・・

連絡もなにもしないまま 逃げるように オッコの前からも さやかさんの前からも去っていこうとしていたオレに天罰が下ったのだと ・・ 空港で微笑むさやかさんを見た瞬間に感じたんだ。

黙ってオッコの前から去って行ったオレを随分と憎んだことだろう・・・すべてはオレが悪いんだ

君を見失うような態度をとったオレがこんなにも君を傷つけてしまって・・・言い訳にしか聞こえないと思うけど ほんとうに申し訳ないことをしてしまった。
すまなかった。 と深く頭をさげたままの亮


                           夢☆


何分たっただろう・・・
深く頭を下げたままの亮を見つめるオッコ
ただ ただ涙が頬をつたうだけ

やっとの思いでオッコは・・・
「亮・・・もう頭をあげて 顔をみせて 私はさやかさんに負けちゃったんだ もっと私も積極的になってれば今頃は違った人生を歩んでいたのかもね・・・」

「でも もう過去には戻れない また戻りたいとも思わない 今はとっても幸せだもの」

「オッコ ありがとう。 これでちゃんとくぎりが付けたような気がする 自分よがりだけの事かもしれないけれど
 オッコが今幸せだと言ったその言葉は信じるよ オレも安心して新しい人生のスタートができそうなきがする やっ 結婚に決意できそうだ。

「えっ 結婚て・・・さやかさんと一緒じゃ・・・・」



                       flower15


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彼の過去 :: 2009/09/26(Sat)

                        鳥かご


そんなオッコの言葉に耳を傾ける事も無く もう一度ビールをグラスにそそぎ ぐっと飲み干すと 再び話しはじめた亮だった

何もいえないままのオットは 黙って聞くことしか出来ない自分がいた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ことり

オレは情けない男だった

君をしっかりと繋ぎとめておくことさえできず 何も言えないまま去ってしまい とんだ間違いを犯したと気づいた時には もう 遅すぎたと・・・

あの頃 オレは海外勤務の内示がでるだろうという事を 部長から聞かされていた。

その事を聞かされたのは 部長から食事の誘いを受けたときだった その席にはなぜか 社長の姪のさやかさんが同席していたんだ その席は見合いの席でもあったんだよ

それからしばらくして あの噂が流れ始めたんだ
オッコには海外勤務の事は確定してから話そうと思っていたし 同時にプロポーズもするつもりだった なのに あんな事が一人歩きし始めて 転勤の準備 引継ぎと息をつく暇も無いほどだった

さやかさんは あのお見合いの日以来 アパートには押しかけるし 会社の前では待ち伏せしてるし でも はっきりとさやかさんには言った 交際している人もいるし その人との結婚も考えていると何度も話した そういいながらも さやかさんと食事をしたり 買い物にも出かけた事もあった
何度も 何度もさやかさんとは付き合えないと話しても無駄な事だった

                    ★

こんなことをしていてはダメだと 思いながらも オッコに連絡をとることはできなかった 自分に後ろめたい気持ちが・・・・なんども電話をしようと試みたが つねにさやかさんがそばにいて・・・
もう どうでもよくなりかけていた オレの弱った気持ちに入り込むかのように さやかさんから 一枚のチケットを見せられた。 それは出発の3日前だった




                           girl_old04.gif




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